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気持ちと行動

夜中に鳴く・走り回るとき|猫の1日のリズムと、相談したいとき

この記事でわかること

  • 猫が明け方と夕方に活発になる理由
  • 昼間の遊びとごはんの工夫
  • 夜鳴きが急に増えたときや、シニアの子の夜鳴きは相談を

夜中の3時、廊下をドドドドッと走る音。明け方に、枕もとで「にゃーん」。かわいいけれど、寝不足になってしまいますよね。

イギリスの猫の保護団体Cats Protectionの解説では、猫はもともと、明け方と夕方に活発になる動物 とされています。野生の祖先が、その時間に小さな獲物をつかまえていたなごりです。

猫の1日のリズム(イメージ)0時6時12時18時明け方夕方昼間はうとうと夜
Cats Protectionの解説をもとにしたイメージです。時間は猫によってちがいます。図は時計まわりで、上が0時、右が6時、下が12時、左が18時です。
図の見方ピンク色のところが、猫が活発になりやすい明け方と夕方のイメージです。日の出・日の入りの時間は季節で変わるので、うちの子の「いつも走る時間」を記録してみると、その子のリズムがわかります。

どうして夜に元気なの?

Cats Protectionの解説では、明け方と夕方に活発になるのは、とくに 子猫や若い猫 に多いとされています。獣医師が答えたPetsRadarの記事でも、家の猫は昼間の多くをうとうとして過ごすので、夕方にはエネルギーがありあまっている、と説明されています。

夕方になると、なんだかうずうずして、走りたくなるの。ご先祖さまが、狩りをしていた時間なんだって。

昼間と夕方の工夫

  1. 昼間・夕方にしっかり遊ぶCats Protectionの解説では、釣りざおのようなおもちゃで遊んで、昼間のうちにエネルギーを使うようにすすめられています。PetsRadarの記事では、寝る前に短い遊びを何回か、とされています
  2. 遊んだあとに、ごはんPetsRadarの記事では、寝る前にメインのごはんをあげると、おなかがいっぱいになって長く眠りやすい、とされています
  3. ごはんを少しずつ、何回にもCats Protectionの解説では、昼間に少しずつ何回かに分けてあげると、夜におなかがすきにくい、とされています。夜や明け方に自動で開く給餌器も紹介されています
  4. ひとりで遊べるものをパズルフィーダー、キャットタワー、ピンポン玉など(Cats Protection)。窓辺の見晴らしのよい場所も
  5. 毎日同じ流れで遊ぶ→ごはん→毛づくろい→おやすみ、のように、寝る前の流れをそろえます
夕方に遊ぶ狩りのように、追いかけてつかまえる遊びを
そのあとごはん「狩りのあとに食べる」流れに
そしておやすみ毎日同じ流れだと、猫も覚えてくれます
夕方から寝るまでの流れ(例)遊ぶごはん毛づくろいおやすみ毎日同じ流れにすると、覚えてくれます
Cats ProtectionとPetsRadarの記事をもとにした例です。

しからないで

Cats Protectionの解説では、夜中に起こされても、猫をしからないように とされています。体の具合が悪くて、それを伝えようとしていることもあるためです。

やってみたいこと
  • 昼間・夕方の遊びをふやす
  • ごはんを分けて、寝る前に1回
  • 静かにしているときに、ほめる
さけたいこと
  • 大きな声でしかる、おどかす
  • 鳴くたびに、夜中におやつをあげる(PetsRadarの記事では、夜中のおやつは、いつでももらえると覚えてしまうとされています)

相談したいとき

Cats Protectionの解説では、体の病気が原因で、夜中に起きる、鳴き続ける、落ち着かない・とまどうようすになることがある とされていて、まずは体の原因がないかを確かめることがすすめられています。

国際的な猫の団体International Cat Careの解説では、年をとった猫の 夜中の大きな鳴き声や、夜にうろうろする ことは、認知機能の変化のサインのひとつとされています。同じ解説では、甲状腺の病気、腎臓の病気、関節炎の痛み、高血圧などでも似たようすになることがある、とされていて、こうした病気の中には治療できるものもあるため、獣医さんに相談するように、とされています。

こんなときは動物病院へ
  • 夜鳴きや夜の大運動会が、急に始まった・急に増えた
  • シニアの子が、夜に鳴き続ける、うろうろする、ぼんやりしている
  • よく食べるのにやせてきた、お水をたくさん飲む
  • トイレの失敗が増えた、ジャンプしなくなった
  • トイレで力んでいるのに、おしっこが出ない(すぐに連絡を)
シニアの子の変化はシニア猫のまいにちチェックリストにもまとめています。

記録するときは

  • 走る・鳴く時間帯と、だいたいの長さ
  • その日の遊びの時間と、ごはんの時間
  • 鳴き声のようす(動画やスマホの録音が便利)
  • いつから始まったか、増えてきたか

「急に増えた」に気づけるのは、ふだんの記録があってこそ。通院メモで整理して、獣医さんに伝えましょう。

まとめ

猫は、もともと明け方と夕方に活発になる動物です。夕方にしっかり遊んで、そのあとごはん、という流れを作ると、夜にゆっくりしてくれることがあります。しかるのはやめておきましょう。夜鳴きが急に増えたとき、シニアの子が夜に鳴き続けるときは、体の不調のこともあるので、獣医さんに相談してくださいね。

この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。

参考にした情報

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