夜中に鳴く・走り回るとき|猫の1日のリズムと、相談したいとき
この記事でわかること
- 猫が明け方と夕方に活発になる理由
- 昼間の遊びとごはんの工夫
- 夜鳴きが急に増えたときや、シニアの子の夜鳴きは相談を
夜中の3時、廊下をドドドドッと走る音。明け方に、枕もとで「にゃーん」。かわいいけれど、寝不足になってしまいますよね。
イギリスの猫の保護団体Cats Protectionの解説では、猫はもともと、明け方と夕方に活発になる動物 とされています。野生の祖先が、その時間に小さな獲物をつかまえていたなごりです。
どうして夜に元気なの?
Cats Protectionの解説では、明け方と夕方に活発になるのは、とくに 子猫や若い猫 に多いとされています。獣医師が答えたPetsRadarの記事でも、家の猫は昼間の多くをうとうとして過ごすので、夕方にはエネルギーがありあまっている、と説明されています。
昼間と夕方の工夫
- 昼間・夕方にしっかり遊ぶCats Protectionの解説では、釣りざおのようなおもちゃで遊んで、昼間のうちにエネルギーを使うようにすすめられています。PetsRadarの記事では、寝る前に短い遊びを何回か、とされています
- 遊んだあとに、ごはんPetsRadarの記事では、寝る前にメインのごはんをあげると、おなかがいっぱいになって長く眠りやすい、とされています
- ごはんを少しずつ、何回にもCats Protectionの解説では、昼間に少しずつ何回かに分けてあげると、夜におなかがすきにくい、とされています。夜や明け方に自動で開く給餌器も紹介されています
- ひとりで遊べるものをパズルフィーダー、キャットタワー、ピンポン玉など(Cats Protection)。窓辺の見晴らしのよい場所も
- 毎日同じ流れで遊ぶ→ごはん→毛づくろい→おやすみ、のように、寝る前の流れをそろえます
しからないで
Cats Protectionの解説では、夜中に起こされても、猫をしからないように とされています。体の具合が悪くて、それを伝えようとしていることもあるためです。
- 昼間・夕方の遊びをふやす
- ごはんを分けて、寝る前に1回
- 静かにしているときに、ほめる
- 大きな声でしかる、おどかす
- 鳴くたびに、夜中におやつをあげる(PetsRadarの記事では、夜中のおやつは、いつでももらえると覚えてしまうとされています)
相談したいとき
Cats Protectionの解説では、体の病気が原因で、夜中に起きる、鳴き続ける、落ち着かない・とまどうようすになることがある とされていて、まずは体の原因がないかを確かめることがすすめられています。
国際的な猫の団体International Cat Careの解説では、年をとった猫の 夜中の大きな鳴き声や、夜にうろうろする ことは、認知機能の変化のサインのひとつとされています。同じ解説では、甲状腺の病気、腎臓の病気、関節炎の痛み、高血圧などでも似たようすになることがある、とされていて、こうした病気の中には治療できるものもあるため、獣医さんに相談するように、とされています。
- 夜鳴きや夜の大運動会が、急に始まった・急に増えた
- シニアの子が、夜に鳴き続ける、うろうろする、ぼんやりしている
- よく食べるのにやせてきた、お水をたくさん飲む
- トイレの失敗が増えた、ジャンプしなくなった
- トイレで力んでいるのに、おしっこが出ない(すぐに連絡を)
記録するときは
- 走る・鳴く時間帯と、だいたいの長さ
- その日の遊びの時間と、ごはんの時間
- 鳴き声のようす(動画やスマホの録音が便利)
- いつから始まったか、増えてきたか
「急に増えた」に気づけるのは、ふだんの記録があってこそ。通院メモで整理して、獣医さんに伝えましょう。
まとめ
猫は、もともと明け方と夕方に活発になる動物です。夕方にしっかり遊んで、そのあとごはん、という流れを作ると、夜にゆっくりしてくれることがあります。しかるのはやめておきましょう。夜鳴きが急に増えたとき、シニアの子が夜に鳴き続けるときは、体の不調のこともあるので、獣医さんに相談してくださいね。
この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。
参考にした情報
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