窓の光でねこをふんわり撮る|時間帯と光の向き、逆光のときのコツ
この記事でわかること
- 直射日光より、レースカーテンごしやくもりの日のやわらかい光がふんわり撮れる
- 朝・昼・夕方で光の強さや影の長さが変わる。時間帯の選び方
- 窓とねことカメラの位置関係と、逆光のときの明るさの補正
窓辺でひなたぼっこをしているねこ。光にふちどられた毛並みがきらきらして、思わず見とれてしまいますよね。お部屋で写真を撮るなら、窓の光 はいちばんの味方です。
でも、窓の光は、時間や天気、どこから撮るかで、写り方がずいぶん変わります。「まぶしすぎて白っぽくなった」「顔がまっ暗になった」というのも、じつは窓の光ならではの失敗です。
この記事では、窓の光でねこをふんわり撮るための、光のやわらかさ・時間帯・光の向き と、逆光のときのコツをまとめました。
ふんわりの正体は「やわらかい光」
直射日光と、レースカーテンごしの光
Adobeの解説では、雲のない日の直射日光のような光は かたい光 で、こい影と強い明るさの差(コントラスト)が生まれる、とされています。いっぽう、光がいろいろな方向に広がった やわらかい光(拡散光) は、影やハイライトがやわらかくなります。
- 影がこく、くっきり出る
- 明るいところが白くとびやすい
- ねこがまぶしそうに目を細めることも
- 影がやわらかく、ふんわり
- 毛並みがなめらかに見える
- 目をあけた表情を撮りやすい
Adobeの解説では、やわらかい光で撮るには、窓に近く、直射日光が当たらない場所 を選び、もっとやわらかくしたいときは半透明のカーテンを使うとよい、とされています。ベッドのシーツなど、身近なもので代用できることも紹介されています。
ねこが窓に近いほど、光はやわらかい
Adobeの解説では、光のもとが被写体に近いほど、光はやわらかくなる とされています。窓辺でいえば、ねこが窓のすぐそばにいるときほど、大きな窓の光にふんわり包まれるような写りになります。窓から遠い部屋のまんなかでは、光が弱く、影もはっきりしやすくなります。
ねこが自分から窓辺に来てくれたときが、シャッターチャンスです。ひなたぼっこの場所やお昼寝の場所が決まっている子なら、その近くでカメラを用意して待ってみましょう。
背景もすっきりと
窓辺には、カーテンのすそや植木鉢、ちょっとした荷物など、いろいろなものが写りこみがちです。写したくないものを少しよけるだけで、写真がすっきりします。ニコンの解説では、まわりの景色が写真に合わないときは、ねこのうしろにシーツやブランケットをかける方法も紹介されています。
くもりの日も、じつはチャンス
Adobeの解説では、くもりの日は雲が 自然のディフューザー(光をやわらげるもの) になり、やわらかい光で撮るのに向いた天気だとされています。「今日はくもりだから写真はやめよう」ではなく、くもりの日こそ、窓辺でのんびりしているねこを撮ってみてください。
時間帯で、光が変わる
キヤノンの解説では、窓の位置や天気、日差しの入り方で写真の雰囲気が変わり、朝と午後でも光の感じがちがう、とされています。
キヤノンの解説では、光が強すぎると、明るいところが白くとんでしまうこともある、とされています。白い毛や明るい毛色の子は、特に昼の強い光では毛並みがとびやすいので、レースカーテンを引いてあげましょう。
窓とねことカメラの位置
同じ窓辺でも、どこから撮るか で写り方が変わります。上から見た図で、位置関係を見てみましょう。
順光:色がはっきり、表情くっきり
窓を自分の背中側にして、光がねこの正面に当たるように撮るのが 順光 です。キヤノンの解説では、順光で撮ると色がはっきり出て、目に光が入りやすく、表情がいきいきする、とされています。顔に強い影が出やすいこともあるので、ねこの顔の向きも見てあげてください。毛色や目の色をきれいに残したいときに向いています。
横から:ほどよい影で立体感
ねこの横から光が当たる位置で撮ると、顔に少し影ができて、毛並みや顔の形が立体的に見えやすくなります。窓辺で横顔を撮るときにも向いています。
逆光:毛のふちが光って、ふんわり
窓を正面にして、ねこのうしろから光が当たるように撮るのが 逆光 です。キヤノンの解説では、ペットのポートレート撮影の基本は「逆光」とされています。毛のふちが光って、ふんわりした雰囲気になるからです。ただ、逆光は顔が暗くなりやすいので、ひと工夫が必要です。
逆光で顔が暗くなるときは
Cats Protectionの解説では、うしろから光が当たると、ねこが黒いシルエットのようになりやすい、とされています。Panasonicの解説でも、窓ごしに逆光が差しこむ場面では、強い光の影響で手前の被写体が暗くつぶれてしまう、と説明されています。
明るさをプラスにする
キヤノンの解説では、逆光で撮るときは ペットの顔が明るく写るところまでを目安に、プラス側に露出補正 をすることがすすめられています。Panasonicの解説でも、窓ごしの逆光の例で、プラスの露出補正をすると人物がはっきり写ると紹介されています。
スマホなら、画面のねこの顔をタップして、表示される明るさのマーク(スライダー)を上にずらします。Appleのサポートページでは、iPhoneでは、ピントを合わせる場所を「AE/AFロック」と表示されるまで長押しすると、ピントと露出を固定できると説明されています。
- 窓を正面に、ねこのうしろに光がくる位置へ直射日光が強いときは、レースカーテンを引きます
- ねこの顔(目)をタップピントと明るさを、まず顔に合わせます
- 明るさを少しずつプラスに顔の表情が見えるところまで上げます
- 窓の白さもチェック上げすぎると、毛のふちやまわりが白くとびすぎることがあります
- 白い布や紙で光をはね返すねこの前の床に白いシーツなどを置くと、顔が明るくなりやすくなります
フラッシュは、Cats Protectionの解説でも、ねこをびっくりさせないようにオフにして、自然の光で撮ることがすすめられています。窓の光があれば、フラッシュがなくても十分に明るく撮れます。お部屋全体での撮り方は、お部屋のねこをふんわり撮るカメラ設定のコツもどうぞ。
記録するときは
窓の光は、季節や時間でどんどん変わります。うまく撮れたときの設定を書きとめておくと、次も同じように撮れるようになります。
- 日付と時間(朝・昼・夕方)
- 天気(晴れ・くもり)と、レースカーテンのあり・なし
- どの窓で、どこから撮ったか(順光・横から・逆光)
- 明るさの調整(プラス・マイナスどのくらいか)
- 写ったようすと、ひとこと(「もう少し明るくてもよかった」など)
「この窓は、冬の朝10時ごろがいちばんきれい」のように、うちの窓のベストな時間がわかってくると、撮るのがもっと楽しくなります。窓辺の昼や夕方の室内など、明るさ別の設定の目安はねこ写真の設定ガイドで見られます。
まとめ
窓の光でふんわり撮るコツは、直射日光よりやわらかい光を選ぶこと、朝や夕方・くもりの日をねらうこと、窓とねことカメラの位置を意識すること です。逆光で顔が暗くなったら、明るさを少しプラスに。
いつもの窓辺が、うちの子だけの撮影スタジオになります。お気に入りの光を見つけて、ふんわりやさしい1枚を残してくださいね。
この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。
参考にした情報
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