猫にとって危ない植物・食べ物|口にしてしまったときの手順
この記事でわかること
- 猫に近づけたくない植物・食べ物・日用品
- 口にしてしまったかもしれないときの手順
- おうちで吐かせない、症状を待たない
花びんの花、テーブルの上のおやつ、床に落ちた輪ゴム。わたしたちにはなんでもないものが、猫には危ないことがあります。
この記事では、アメリカのコーネル大学の猫の健康センターと、イギリスの動物病院チャリティPDSAの解説をもとに、近づけたくないもの と、口にしてしまったときの手順 をまとめました。
ここに挙げたのは、資料で名前が挙がっている一部です。「ここにないから安全」ではありません。知らないものを口にしたときは、獣医さんに相談してください。
特に気をつけたい、ユリ
コーネル大学の猫の健康センターの解説では、ユリは猫にとって特に毒性が強く、ほんの少し口にしただけでも、命にかかわる腎臓の病気につながることがある とされています。Cats Protectionの解説でも、ユリはおうちに置かないように、とされています。
近づけたくないもの
PDSAの解説で、猫にとって毒になるものとして挙げられているのは、ユリをはじめとする植物と花、チョコレート・玉ねぎ・ぶどうなどの食べ物、特にパラセタモール(アセトアミノフェン)などのお薬、不凍液、洗剤、園芸用の薬品、精油などです。
口にしてしまったかもしれないとき
PDSAの解説では、猫が口にしてはいけないものを食べたときは、すぐに獣医さんに連絡を とされています。症状が出るのを待たないように、とも書かれています。
- 猫をそこから離す残っているものを片づけて、それ以上口にしないようにします
- すぐに動物病院に電話夜間や休日なら、夜間に相談できる動物病院へ。元気そうでも、まず電話で相談します
- 何を・どれくらい・いつ食べたもの、量、時間を伝えます。PDSAの解説でも、治療は何を食べたかで変わる、とされています
- パッケージや植物の写真商品の箱や、植物の写真があると、伝えやすくなります
- 獣医さんの指示どおりに病院に連れていくときは、キャリーに入れて
- すぐに獣医さんに電話する
- 何を・どれくらい・いつ、をメモする
- パッケージや写真を持っていく
- おうちで吐かせようとする(PDSA・コーネル大学とも、獣医さんに言われないかぎりしないように、としています)
- 症状が出るまで待つ
- 口から出ているひもを引っぱる
おうちでできる予防
- ユリなど毒になる植物は、おうちに置かない
- 人の食べ物は出しっぱなしにしない
- お薬は、しまえる箱や引き出しに
- ひものおもちゃは、遊んだあとに片づける
- 輪ゴム・ヘアゴム・糸は、床やテーブルに置かない
- 洗剤や園芸用の薬は、猫のとどかない場所に
植物を育てている方は、新しく買う前に、その植物が猫に安全かを調べておくと安心です。わからないときは、猫が入らないお部屋で育てましょう。
記録するときは
口にしてしまったときは、通院メモに「何を・どれくらい・いつ」を書いておくと、病院に電話するときにあわてずにすみます。夜間に相談できる動物病院の電話番号も、メモに入れておきましょう。
まとめ
ユリはとても危ないので、おうちに置かないのがいちばんです。チョコレートや玉ねぎ、人のお薬、洗剤、ひもや輪ゴムも、猫のとどかない場所に。口にしてしまったかもしれないときは、おうちで吐かせず、症状を待たずに、すぐに動物病院へ電話してくださいね。
この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。
参考にした情報
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