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お手入れと暮らし

ブラッシングの頻度とブラシの選び方|長毛・短毛の組み合わせ

この記事でわかること

  • 長毛・短毛それぞれの、ブラッシングの頻度の目安
  • 毛の長さとブラシの組み合わせ
  • 毛玉のほどき方と、嫌がるときのサイン

ブラッシングの時間は、毛並みをきれいにするだけでなく、うちの子の体にふれて、小さな変化に気づける時間でもあります。

でも、「毎日?それとも週に1回?」「どんなブラシがいいの?」と迷いますよね。オーストラリアの動物福祉団体RSPCAや、アメリカの動物病院グループVCAの解説をもとに、毛の長さ別の目安とブラシの選び方をまとめました。

ブラッシングの頻度(目安)長毛・中毛毎日短毛週に1回くらい換毛期・シニア・関節が痛む子は、回数をふやして
RSPCAとCats Protectionの解説をもとにした図です。

どのくらいの頻度で?

RSPCAの解説では、長毛・中毛の子は毎日、短毛の子は週に1回くらい のブラッシングがすすめられています。Cats Protectionの解説でも、短毛の子はだいたい週に1回、長毛の子は毎日のお手入れが必要、とされています。

VCAの解説では、長い毛やくるくるした毛の子は、耳のうしろ、わきの下、後ろ足のうら側 がもつれやすいとされています。毎日、このあたりを中心に、さっととかしてあげましょう。

もつれやすい3か所耳のうしろわきの下後ろ足のうら側
VCAの解説をもとにしたイメージです。

RSPCAの解説では、毛がたくさん抜ける時期や、シニアの子、関節の痛みなどで自分で毛づくろいしにくい子は、回数をふやす ようにすすめられています。コーネル大学の猫の健康センターの解説でも、年をとって毛づくろいが減ってきた子は、人の手でのお手入れを多めにするとよい、とされています。

毛の長さとブラシの組み合わせ

短毛の子にやわらかいブラシ、目の細かいくし、ラバーのグローブ(RSPCA)。かための毛のブラシで抜け毛をとる方法も(VCA)
長毛・中毛の子に上の道具に、目のあらいくしと、長めのブラシを足して(RSPCA)。金属の長い歯のくしで、小さなもつれをほどく(VCA)
抜け毛が多い時期に下の毛(アンダーコート)用のくしで、かたまった抜け毛をとる(VCA)
ブラシは「やさしく」が基本VCAの解説では、どの道具でも、やさしくとかし、もつれを引っぱらないように、とされています。毛の流れにそって、少しずつ。皮ふを強くこすらないようにしてくださいね。

とかし方の手順

  1. 落ち着いているときにごはんのあとや、ねむそうなときなど、リラックスしているときがねらい目です
  2. なでるところからはじめるまず手でなでて、ブラシのにおいをかいでもらいます
  3. 好きなところから背中やほほなど、さわられて喜ぶところからとかします
  4. もつれやすいところは短く耳のうしろ・わきの下・後ろ足のうらは、少しずつ
  5. いやがる前に終わる短い時間でも、毎日続けるほうが慣れやすくなります
ほっぺと背中は、なでてもらうみたいで気持ちいいな。おなかと足は、ちょっとだけにしてね。

毛玉(もつれ)ができてしまったら

RSPCAの解説では、もつれは 指でやさしくほぐし、引っぱらない ように、とされています。かたくて大きなもつれは、プロの手を借りるように、とも書かれています。

はさみで切らないでかたまった毛玉の下には皮ふがすぐあって、はさみで切ろうとして皮ふを切ってしまうことがあります。大きな毛玉や、皮ふにくっついた毛玉は、動物病院やトリミングのお店に相談しましょう。

嫌がるときのサイン

RSPCAの解説では、しっぽを大きくふる、耳をふせる、うなる、シャーと言う、といったようすが見えたら、いったんやめるように、とされています。

続けてだいじょうぶ
  • 目を細めている、のどを鳴らしている
  • 体をあずけてくる、ごろんとする
今日はやめておく
  • しっぽを大きくふる、皮ふがぴくぴくする
  • 耳をふせる、うなる、シャーと言う
  • ブラシをかもうとする

ブラッシングのときに見ておきたいこと

  • 毛が薄いところ、はげているところ
  • 皮ふの赤み、ふけ、かさぶた
  • 小さな黒いつぶ(ノミのふんのことがあります)
  • しこりや、さわると痛がるところ
  • 毛づくろいが急に減った、または同じところをなめ続ける

Cats Protectionの解説では、はげている、毛が薄い、皮ふが赤い・ふけが出る、なめすぎる・かきすぎるといったときは、獣医さんに相談するように、とされています。コーネル大学の解説でも、急に毛づくろいをしなくなったときは、体の不調のサインのことがある、とされています。気になるところを見つけたら、写真に撮っておくと伝えやすいですよ。

毛玉を吐く子や、抜け毛が多い季節のお手入れは、毛玉を吐く猫に|換毛期のお手入れでまとめています。

まとめ

ブラッシングは、長毛・中毛の子は毎日、短毛の子は週に1回くらいが目安です。毛の長さに合ったブラシで、やさしく、短い時間から。もつれは引っぱらずにほぐし、かたい毛玉は無理をせずにプロにお願いしましょう。ブラッシングの時間は、うちの子の体の変化に気づける、大切なふれあいの時間になりますよ。

この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。

参考にした情報

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