お手入れと暮らし
猫のシャンプーは必要?おうちで洗うときの手順
この記事でわかること
- 猫にシャンプーが必要になるのは、どんなときか
- おうちで洗うときの手順と、お湯の温度・洗う順番
- 毒になるものが毛についたときは、すぐ動物病院へ
犬はシャンプーするけれど、猫はどうなの?と気になったことはありませんか。
アメリカの動物病院グループVCAの解説では、健康なおとなの猫は、シャンプーが必要になることはあまりない とされています。イギリスのペット保険会社Petplanの解説でも、猫は起きている時間のうち10〜50%ほどを毛づくろいに使っていて、多くの猫は水につかるのが苦手、とされています。
ポイントまずはブラッシングや、汚れたところだけのふきとりで。それでも洗ったほうがよいときの手順を、この記事でまとめました。
洗ったほうがよいとき
Petplanの解説で挙げられているのは、たとえばこんなときです。
べたべたの汚れうんちがこびりついた、油や樹液がついた、など
毒になるものがついたすぐに洗い流して、動物病院へ(下の注意を読んでください)
自分で毛づくろいしにくい子シニア、関節が痛む、体が大きい、長毛の子などは、部分的なお手入れの手伝いが必要なことも
RSPCAの解説では、皮ふの病気などで獣医さんにすすめられたとき以外は、シャンプーはふつうさけるように、とされています。
洗う前に、試したいこと
Petplanの解説では、シャンプーの前に、ほかの方法を試すようにすすめられています。
- ブラッシングで落とせないか
- 汚れたところだけを、猫に使えるウェットシートでふけないか
- ノミ対策なら、シャンプーより、首すじにたらすタイプの薬を相談できないか
- プロのトリマーさんや、動物病院にお願いできないか
ぼくたちは毎日なめて、きれいにしてるんだよ。お水につかるのは、ほんとうに必要なときだけにしてほしいな。
おうちで洗うときの手順
Petplanの解説をもとに、手順をまとめました。
- 先に全部そろえる猫用のシャンプー、タオル数枚、スポンジやガーゼ、コットン、お湯をかける容器。すべりどめのマットかタオルも
- ブラッシングしておくVCAの解説では、もつれや汚れは、ぬれる前にとっておくように、とされています。ぬれると、とれなくなることがあるためです
- ふたりで行うひとりが猫をささえて、おやつであやし、もうひとりが洗います。長そでを着ておくと安心です
- お湯は先に用意お湯を出す音でびっくりしないように、猫を連れてくる前に、おなかの高さまでためておきます。温度は、ぬるめより少しあたたかいくらいで、熱くしないように
- 足からゆっくり入れる体ごと沈めたり、顔や頭にお湯をかけたりはしません
- 毛の流れにそって洗うぬらしたスポンジやガーゼで、シャンプーが目・耳・口に入らないように。顔と耳は、ぬらしたコットンでふきます
- よくすすぐVCAの解説では、猫は洗ったあとによくなめるので、シャンプーが残らないように、しっかりすすぐように、とされています
- タオルでおさえてふくあたたかいタオルでくるみ、こすらずにおさえるようにふきます。かわくまで、あたたかいお部屋で過ごしてもらいます
シャンプーとドライヤー人用や犬用のシャンプーは使わない:Petplanの解説では、皮ふをいためたり、なめたときに体に悪かったりすることがある、とされています。VCAの解説でも、ベビーシャンプーなど人用のものは猫には強すぎる、とされています。
ドライヤー:Petplanの解説では、音をこわがる子が多いので、使わないほうがよいとされています。
ドライヤー:Petplanの解説では、音をこわがる子が多いので、使わないほうがよいとされています。
嫌がるとき・やめたほうがよいとき
続けてよさそう
- 少し鳴くけれど、じっとしていられる
- おやつを食べられる
いったんやめる
- あばれて、すべったり落ちたりしそう
- 口をあけてハアハアする、ぐったりする
- かもうとする、うなる
無理に続けると、猫もけがをしやすく、次から水まわりをこわがるようになることがあります。部分的にふくだけにして、残りは動物病院やトリマーさんに相談しましょう。
毒になるものがついたときは、すぐ動物病院へPetplanの解説では、不凍液(車の冷却液)や漂白剤など、毒になるものが毛についたときは、すぐに洗い流して、そのまま動物病院へとされています。猫は毛づくろいで口に入れてしまうためです。PDSAの解説でも、毒になるものを口にしたかもしれないときは、症状が出るのを待たずに獣医さんに連絡を、とされています。何がついたか、パッケージがあれば持っていくと伝えやすくなります。
記録するときは
- 洗った日と理由(汚れ、獣医さんの指示など)
- 使ったシャンプーの名前
- 洗ったあとの皮ふのようす(赤み・かゆがる など)
まとめ
健康なおとなの猫は、シャンプーが必要になることはあまりありません。まずはブラッシングや部分的なふきとりで。どうしても洗うときは、猫用のシャンプーで、少しあたたかいお湯をおなかの高さまで、顔にはかけずに、よくすすいで、タオルでおさえてかわかしましょう。毒になるものがついたときは、洗い流してすぐに動物病院へ行ってくださいね。
この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。
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