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お手入れと暮らし

毛玉を吐く猫に|換毛期のお手入れと、相談したい吐き方

この記事でわかること

  • 毛がよく抜ける季節と、室内の猫の抜け方
  • 毛玉を減らすためのブラッシング
  • 毛玉を吐く回数の目安と、相談したいとき

床にころんと落ちた毛玉。そして、ソファや服にびっしりついた抜け毛。季節の変わり目になると、「こんなに抜けてだいじょうぶ?」と思うことがありますよね。

イギリスの猫の保護団体Cats Protectionの解説では、猫は 春と秋に毛がよく抜ける とされています。この記事では、換毛期のお手入れと、毛玉を吐くときに相談したい目安をまとめました。

1年の輪で見る、抜け毛の季節春夏秋冬よく抜けるよく抜ける室内の猫は、1年じゅう少しずつ抜けることも
Cats Protectionの解説をもとにした図です。季節の区切りは日本の春夏秋冬に置きかえたイメージです。

換毛期って、いつ?

Cats Protectionの解説では、日の長さや気温の変化にあわせて、春と秋 に毛がよく抜けるとされています。また、おうちの中で暮らす猫は、自然の光や気温の変化を受けにくいため、季節にかぎらず、1年を通して少しずつ抜けることがある とも書かれています。

ポイント「冬なのに抜ける」も、室内の猫ではめずらしくありません。季節よりも、うちの子のいつもの抜け方を知っておくと、変化に気づきやすくなります。

毛玉ができるしくみ

猫は、ざらざらの舌で毛づくろいをするときに、抜けた毛を飲みこみます。Cats Protectionの解説では、多くはうんちといっしょに出ていきますが、胃などにたまると、毛玉として吐き出すことがある、とされています。

毛づくろい抜け毛を飲みこむ多くはうんちといっしょに出るたまると毛玉として吐くブラッシングで、飲みこむ毛を減らす
Cats ProtectionとVCAの解説をもとにした図です。

換毛期のお手入れ

アメリカの動物病院グループVCAの解説では、毎日のブラッシングで、毛づくろいで飲みこむ毛を減らすと、毛玉の数を減らせる とされています。RSPCAの解説でも、毛がたくさん抜ける時期はブラッシングの回数をふやすようにすすめられています。

  1. 回数をふやすふだん週に1回の短毛の子も、換毛期はもう少しこまめに
  2. 下の毛(アンダーコート)をとるVCAの解説では、たくさん抜ける時期は、下の毛用のくしでかたまった抜け毛をとる方法が紹介されています
  3. 短く、こまめに1回で全部とろうとせず、毎日少しずつ
  4. お部屋の毛もこまめにそうじ床に落ちた毛を、おもちゃとまちがえて口にしないように

ブラシの選び方は、ブラッシングの頻度とブラシの選び方でまとめています。

毛がいっぱい抜ける季節は、自分でなめると毛をたくさん飲みこんじゃう。先にブラシでとってもらえると、おなかが楽なんだ。

毛玉を吐く回数の目安

RSPCAの解説では、毛玉を1〜2週間に1回くらい吐くのは、めずらしくない とされています。そのうえで、それより多いときや、吐き方が変わってきたときは、動物病院へ、とされています。

Cats Protectionの解説では、毛玉をくり返し吐くのは、胃や腸のほかの病気のサインのこともある とされています。「毛玉だからいつものこと」と決めつけず、回数を記録しておきましょう。

こんなときは様子見
  • ときどき毛玉を吐くが、そのあとはけろっとしている
  • 食欲・元気・うんちがいつもどおり
  • 回数がふだんと変わらない
こんなときは相談を
  • 毛玉を吐く回数が増えた、吐き方が変わった
  • 吐こうとしても出てこないことがよくある
  • 食欲が落ちた、うんちが出にくい
  • はげている、毛が薄いところがある、なめすぎている
すぐに動物病院へ
  • 何度も吐く、吐こうとしているのに何も出てこない
  • ぐったりしている、ごはんやお水を受けつけない
  • 吐いたものに血や黒いつぶがまじる
PDSAの解説では、こうしたときは急いで獣医さんに連絡するように、とされています。くわしくは猫が吐いたときのチェックポイントをご覧ください。

記録するときは

  • 毛玉を吐いた日(1か月に何回か)
  • 吐いたものの写真(毛玉だけか、フードもまじるか)
  • ブラッシングした日と、とれた毛の量
  • 食欲・うんちのようす

カレンダーに小さな印をつけるだけでも、「今月は多いかも」に気づけます。通院メモにまとめておくと、健康診断のときにも伝えやすいですよ。

まとめ

猫は春と秋に毛がよく抜け、室内の猫は1年じゅう少しずつ抜けることもあります。換毛期はブラッシングの回数をふやして、飲みこむ毛を減らしてあげましょう。毛玉を吐く回数が増えた、吐こうとしても出ない、ぐったりしているときは、「毛玉だから」と思わずに、早めに動物病院に相談してくださいね。

この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。

参考にした情報

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