猫の爪切りのコツ|嫌がる猫の切り方と、切ってよいところ
この記事でわかること
- 肉球を押して爪を出す方法と、切ってよいところ・切らないところ
- 爪切りの間隔の目安と、嫌がる子に慣らす手順
- 血が出てしまったとき、うまくいかないとき
爪切りを出しただけで、さっと逃げていく。猫と暮らしていると、よくある光景ですよね。
アメリカの動物病院グループVCAの解説では、おうちの中で暮らす猫は、2〜4週間ごと に爪を切ると、家具などへのダメージを減らせる、とされています。この記事では、切ってよいところの見分け方と、嫌がる子に少しずつ慣らすコツをまとめました。
切ってよいところ・切らないところ
爪の中には、血管と神経が通った ピンク色の部分 があります。ヒルズの解説では、ここを切ると血が出て痛いので、先のとがった部分だけ を切るように、とされています。
VCAの解説では、爪切りは左右からではなく、上から下へ はさむように当てると、爪が割れにくい、とされています。
手順
- 落ち着ける場所でヒルズの解説では、明るくて、ドアを閉められる小さめのお部屋がすすめられています。爪切りとおやつを先に用意しておきます
- 肉球をそっと押すVCAの解説では、肉球の真ん中を親指と人さし指ではさむように押すと、爪が出てくる、とされています
- 先のとがったところを、さっと切るピンクの部分から離して、1回でさっと
- 1本ごとに、ほめるVCAでは、1本ごと、1本の足が終わるごとに、小さなおやつをあげるようにすすめています
- 今日はここまで、でOKヒルズの解説では、4本の足を一度に全部やらずに、慣れるまでは1日1本の足、1本の爪だけでもよい、とされています
嫌がる子に、少しずつ慣らす
VCAの解説では、多くの猫は爪切りそのものより、押さえつけられることを嫌がる とされています。押さえるのは、できるだけ少なくしましょう。
- 爪切りをそばに置いておくヒルズの解説では、まず爪切りを近くに置いて、落ち着いていたらほめることからはじめます
- 足先にさわる練習なでるついでに、足先や肉球に少しだけふれて、おやつ
- 爪切りを足に当てるだけ切らずに、当てるだけでおやつ
- 1本だけ切るできたら、たくさんほめて終わりにします
VCAの解説では、こうした練習を 数週間かけて 少しずつ進めるとよい、とされています。ヒルズの解説では、タオルでぐるぐる巻きにすると、かえって興奮することがあるので、すすめられていません。AAHAとAAFPのガイドラインでも、子猫のうちから爪切りやブラッシングに慣らしておくことがすすめられています。
- 少し足を引くけれど、おやつを食べている
- 1本切ったあと、すぐにくつろいでいる
- しっぽを大きくふる、耳をふせる
- うなる、シャーと言う、かもうとする
- 体をかたくして、逃げようとし続ける
血が出てしまったら
VCAの解説では、ピンクの部分を切って血が出たときは、止血用のパウダーを爪の先につけ、ないときは小麦粉やコーンスターチで代わりにできる、とされています。ヒルズの解説では、押さえて止めたら、その日の爪切りはおしまいにするように、とされています。
- 押さえても、血がなかなか止まらない
- 爪が肉球にくいこんでいる(シニアの子に多い、巻き爪)
- 足を引きずる、爪のまわりがはれている
記録するときは
- 切った日と、切った足(前足・後ろ足、何本)
- 嫌がり方(平気・少し・とても)
- 効いたおやつ、うまくいった時間帯
お世話カレンダーでは、次の爪切りの日の目安がわかります。爪とぎの選び方は爪とぎの選び方と置き場所でどうぞ。
まとめ
猫の爪切りは、肉球をそっと押して爪を出し、ピンクの部分から離れた先だけを、少しずつ切ります。嫌がる子は、1日1本からで十分です。押さえつけずに、おやつとほめ言葉で「爪切りって悪くないかも」と思ってもらえたら大成功。むずかしいときは、動物病院に頼ってくださいね。
この記事は、診断や治療のためのものではありません。いつもとちがう様子が続くとき、急に具合が悪くなったときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談してください。
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